- 韓国のコンポーズコーヒーがフィリピンのジョリビーに買収された件
- コンポーズコーヒーは日本に進出するのか
- ジョリビーとは何か
- コンポーズコーヒーとは何か
コーヒーブログTANAKA COFFEE LABも運営している、たなかです!
韓国で有名なコーヒー屋コンポーズコーヒーがフィリピンのジョリビーに買収されましたね。
今回は、コンポーズコーヒーやジョリビーについて解説していきます!
ジョリビーについてはTANAKA COFFEE LABにて詳しく解説していますので、良ければご覧ください。
韓国のコンポーズコーヒーの株式70%をフィリピンのジョリビーフーズが取得
コンポーズコーヒーと焙煎会社JMCFの株式70%をフィリピンのジョリビー子会社であるジョリビー・ワールドワイドを通じて取得しました。
5%はジョリビーの投資ファンドタイタン・ファンド2、残り25%を韓国の投資会社エレベーション・エクイティ・パートナーズ・コリアが保有しています。
ジョリビーフーズが株式70%を保有する意味
株式70%を保有することで経営権や株主総会での決定をジョリビーフーズが、ほぼ自由にできることになります。
この70%は日本も韓国も似ていて3分の2を超える保有にはそれだけ力がある事を意味しています。
他の反対があってもジョリビーフーズの考えが通るということだね。
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日本にコンポーズコーヒーの店舗を作る可能性は低い
コンポーズコーヒーの日本進出は決定権を持つジョリビーフーズの考えで決まります。
これは僕の予想になるのですが、コンポーズコーヒーが日本に店舗を作る可能性は低いと考えています。
ジョリビーは日本進出していないのでコンポーズコーヒーも進出しないと予想
ジョリビーフーズのジョリビーは世界各地に店舗があるファストフード店ですが日本に店舗は無いです。
店舗があるのは以下の国です。
- フィリピン
- ベトナム
- アメリカ
- 中国
- カナダ
- ブルネイ
- アラブ首長国連邦
- シンガポール
- サウジアラビア
- イギリス
- 香港
- マレーシア
- カタール
- クウェート
- イタリア
- スペイン
- オマーン
- バーレーン
- マカオ
- グアム
すでに出店経験のある国であれば出店するためのノウハウをジョリビーフーズは持ち合わせているでしょう。
国によって法律や文化が違ってきますので進出したことのない国にわざわざ出店する可能性は低いと考えます。
ジョリビーの日本進出計画はあると発表してましたが「日本で始める基盤が無いことと、日本の人口減少にある」という理由で中止となってます。
コンポーズコーヒーも同じ理由で計画しないのではないでしょうか。
ジョリビーフーズが買収したザ・コーヒービーン & ティーリーフは日本から撤退した過去がある
ジョリビーフーズは日本にも店舗があったアメリカのザ・コーヒービーン & ティーリーフというコーヒーチェーンを2019年に買収しています。
ザ・コーヒービーン & ティーリーフは2015年から日本企業運営で12店舗まで増やしたのですが、経営がうまくいかず買収前の2018年には4店舗まで減らしています。
ジョリビーフーズによる買収後の2020年6月に佐野プレミアムアウトレット店を開きましたが2022年3月6日に閉店して日本店舗は無くなりました。
日本で運営していた会社は銀だこのホットランドとイオンモールの合併会社です。
イオンに多く店舗が作られましたが、それでも失敗したあたりカフェ経営の難しさを感じますね。
コンポーズコーヒーは積極的にフランチャイズ店を増やしてるので可能性はある
現状、韓国だけで2600店以上のコンポーズコーヒーがあります。
運営をしたいという日本企業が交渉した場合、もしかしたら出店となることもあるでしょう。
もし出店するとしたら人の集まりやすい都会になるのかも
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フィリピンのジョリビーとは何者?
ジョリビーは世界各地にあるファストフード店で、本社がフィリピンにあります。
メニューはハンバーガーやフライドチキンなどがあり、味は子供向けで甘さが強めです。
フィリピン内ではジョリビー人気が強く、マクドナルドが唯一フィリピンでシェア一位になれない原因ともいわれています。
詳しくはTANAKA COFFEE LABの記事をご覧ください。
ジョリビーフーズが買収した飲食店
ジョリビーフーズが今まで買収したのは以下のとおりです。
買収した年 | 買収した企業 | ジャンル | 国 |
---|---|---|---|
1993年 | グリーンニッチ ピザ&パスタ | ピザ | フィリピン |
2000年 | Chowking | 中華 | フィリピン |
2011年 | フィリピンのバーガーキング | ハンバーガー | フィリピン |
2018年 | スマッシュバーガー | ハンバーガー | アメリカ |
2019年 | ザ・コーヒービーン & ティーリーフ | コーヒー | アメリカ |
2024年 | コンポーズコーヒー | コーヒー | 韓国 |
他にも買収があるかもしれませんが、確認できた買収だけ載せてます。
多いように思う方もいるかもしれませんが、日本企業はもっと派手な買収をしている企業が多くあります。
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Compose Coffeeとは?
コンポーズコーヒーは韓国で急激に成長を続けるコーヒーチェーン店で2024年時点での店舗数は2600を超えています。
2022年の情報では1700店とあるので、2年ほどで900店も韓国で増えたことになります。
安くて量の多いコーヒーが楽しめるので気軽に入りやすいことが魅力の一つです。
フィリピンのジョリビーフーズが買収したことで、どのような変化が起きるか不明ですが、今後も韓国内での成長は進むのではないでしょうか。
ホームページの雰囲気からしてもマーケティング力の高さを感じますね。
Amazonや楽天でもコンポーズコーヒーの商品が買える
コンポーズコーヒーのお湯で溶かすタイプのコーヒーがAmazonや楽天から売られています。
インスタントなので同じ味というわけではないですが、韓国現地で売られている味を日本で試すことができます。
BTSのV(テテ)さんを起用してるようでコンポーズコーヒーに宣伝でよく出てきます。
本当にマーケティングの強さがありますね。
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まとめ【韓国のCompose Coffeeをフィリピンのジョリビーが買収!】
- 韓国のコンポーズコーヒーがフィリピンのジョリビーに買収されて経営の決定権をジョリビーが持っている
- コンポーズコーヒーは日本に進出する可能性は低いと思われる
- ジョリビーはフィリピンの最大手ファストフード店でフィリピン現地ではマクドナルドよりも人気が高い
- コンポーズコーヒーは急成長しているコーヒーチェーン店で安さが魅力
普段はフィリピンのことを中心に記事を投稿しています!
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