フィリピン・マニラやセブ島の野犬には要注意！狂犬病リスクがある！

フィリピンのセブ島によく行くたなかです！

セブ島に来て驚くことの一つが野犬の多さなんですよね。

そこら中に犬が普通に寝てます。

今回は、フィリピン・セブ島にやたら多い野犬について解説していきます。

フィリピンならマニラ・セブ島どこに行っても野犬がいる原因・理由とは？

フィリピンでは都市や農村どこにでも野犬がいます。

セブ島やマニラなど、発展した街でも数十メートルごとに一匹はいるのではないかと思えるほど多いです。

野犬が多い原因と理由

野犬が多い原因は捨てられてしまったり、犬の去勢や避妊がされず野良犬が増えたことにあります。

野良猫や野良ニワトリも見かける

猫やニワトリを見かけることもあります。

群れで行動しているからか、犬ほど目立たないです。

野良犬はフィリピンの環境だからこそ生きていられる

野犬は厳しい環境ですが、都市部や農村部など関係なく生きることができます。

フィリピンらしい環境があるからこそ、食料の確保ができているのです。

生ゴミが各所にあるのでゴミ漁りをして生きてる

フィリピンはゴミ処理ができる施設が基本的にないです。

ゴミは処理せずにゴミ捨て場に集めて放置されたり、食べ物は家の裏手に捨てられることが多いです。

その捨てられた生ごみを食べて野犬は生きているということが多いです。

厳しい環境なので病気を抱えた野犬を多く見かける

体に大きなコブがあったり、皮膚が異常な犬を見かけることが多いです。

また、やせ細ってることも多く、厳しい環境にいることがわかりやすいです。

フィリピンの野犬は狂犬病ウイルスを持ってることが多い！近づかないで！

フィリピンのマニラやセブ島にいる野犬は狂犬病ウイルスを持ってることがあるので、絶対に近づいてはいけないです。

厚生労働省のページにも書かれていますが、「発症後の有効な治療法はない」とされていて「呼吸障害によりほぼ100％が死亡」とあります。

狂犬病は発症するとほぼ100%死亡する

狂犬病は発症するとほぼ100%の人が死亡します。

稀に狂犬病発症後に治る方もいますが、重篤な後遺症を残していることが多いです。

フィリピンからの日本帰国後で狂犬病を発症した人は3人いる

1956年から現在まで日本で感染したという例は無いですが、2006年と2020年にフィリピンからの帰国者3人が狂犬病を発症した例があります。

フィリピン以外で1970年に1人感染したという報告があるようです。

こちら参考

犬に近づかず噛まれないようにしよう！

狂犬病ウイルスは噛まれた部位に唾液が触れることで侵入します。

どの犬がウイルスを持つのかは判断できない場合もあるので、予防接種を受けてない犬には近づかないのが一番です。

狂犬病ワクチンの接種がおすすめ

長期滞在だったり、犬と接する必要がある方は狂犬病ワクチンを受けることをおすすめします。

日本国内でワクチン接種を受けられる病院は以下から探す事ができます。

予防接種実施機関

もし野犬に噛まれた時の狂犬病対策

もし、野犬に噛まれたのであれば傷口を石鹸と水でしっかり洗って医療機関に行ってください。

狂犬病のワクチンを何度も摂取することで発症を抑えることが可能です。

フィリピン政府は野犬対策をしているらしいけど…

フィリピン政府は野犬問題に対処していますが、フィリピンに行った方ならわかると思いますが対策は不十分です。

主に行われている対策は以下のとおりです。

フィリピンは多くの問題を抱えていて、野犬だけではなく途中で説明したゴミ処理の問題もあります。

まとめ【フィリピン・マニラやセブ島の野犬には要注意！狂犬病リスクがある！】